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 大和証券グループ本社が、あおぞら銀行との資本業務提携に踏み切った。証券商品の販売や不動産事業などで協力する方針だ。証券会社ではここ数年、大手行や地銀と手を結ぶ動きが相次ぐ。岸田政権が掲げる「資産運用立国」をめぐり、銀行と証券の提携が進んでいる。

 あおぞら銀行と大和証券は13日、資本業務提携すると発表した。大和が約519億円を出資し、あおぞら銀の第三者割当増資を引き受け、出資比率15%超の筆頭株主となる。

 4月1日付で就任した大和の荻野明彦社長は、朝日新聞の取材に応じ、「融資や信託の機能は大和にとってミッシングピース(欠落した部分)」と語り、今回の提携で証券商品や不動産、M&Aなどの分野で協力していく考えを示した。

 今回の提携は、あおぞら銀側…

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